Full Interview Transcript
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アンティック-珈琲店- インタビュー
2025年、みくさんはソロでヨーロッパに戻ってきましたが、今回は4人のメンバーがそろって、久しぶりにヨーロッパのステージに立ちます。みくさんは、ヨーロッパのファンや会場の雰囲気について、ほかのメンバーにどのように伝えましたか?
ああ、なるほど。そうですね。
予想以上の反響があり、本当にたくさんの方が僕たちを待っていてくれました。ソロでこちらに来た時にも、ファンの皆さんの温かさを強く感じました。その感覚をほかのメンバーと共有できることを、とても楽しみにしています。
ほかのメンバーの皆さんは、今回一緒にヨーロッパへ戻るにあたって、どんなことを実際に体感したいと思っていましたか?
久しぶりですよね。12年ぶりです。ヨーロッパでライブをするのは12年ぶりになります。
何と言えばいいのかな……。前回以上の熱さを見せてほしいですね。
「見たいというより、ファンに求めているんですね。」
「まあ、そうですね……。」
日本と海外では、ライブ中の熱量や空気感が大きく違います。これだけ長い時間を経て、再びパリでライブができるので、日本では味わえない、こちらのファンならではの応援の仕方をもう一度体感できたらと思っています。
僕たちも全力で頑張るので、皆さんにもライブを楽しんでもらいたいです。
今回このような機会をいただけたのは、現地のカフェっ仔やヴィジュアル系ファンの皆さんのおかげです。感謝の気持ちを込めて、来てよかった、待っていてよかったと思ってもらえるようなライブにしたいです。
アンティック-珈琲店-は、2000年代にヨーロッパでヴィジュアル系が広がるうえで、大きな役割を果たしたバンドの一つです。今回、B7KLANの20周年を祝うためにパリへ戻ってきましたが、以前のヨーロッパでの活動にまつわる思い出や経験の中で、今もこちらのファンとの関係に影響を与えていると感じるものはありますか?
長い間離れていても、僕たちはずっとつながっていて、皆さんも待ち続けてくれていました。その関係は変わっていないと思います。僕たちは当時からファンの皆さんを家族のように考えてきましたし、その気持ちは今も変わっていません。
新しい「Cherry咲く勇気!!」のミュージックビデオでは、16年前にオリジナル版を撮影したのと同じ場所を訪れています。当時の要素として意識的に残したかった部分と、現在のアンティック-珈琲店-らしく新たに表現したかった部分を教えてください。
カメラワークやエフェクトについては、当時の映像を意識しながら、近い雰囲気を再現しました。
うーん……。僕の場合は、今の自分をそのまま見せることが目標だったので、衣装も髪型も自分のやりたいものを選びました。
見た目も変わりましたね。これを付けている時と外している時でも、少し印象が違います。
同じ曲を改めてレコーディングしましたが、昔やっていた遊び心のある演技など、細かい部分には少し変化を加えています。懐かしさはありつつも、まったく同じではありません。そうした微妙な違いが、とても楽しかったです。
「Cherry咲く勇気!!」を再録すると決まった時、ファンの皆さんもどのような仕上がりになるのか、楽しみにしてくれるだろうと思いました。同じ場所で撮影できたことは、僕たちにとってもワクワクする出来事でした。それによって、ファンの皆さんがさらに期待して待っていてくれると思うと、僕たちにとっても特別な気持ちになりました。
みんなで一緒に年齢を重ねながら、そのワクワクを共有できることが、本当に特別だと感じました。
2025年12月以降、過去の楽曲の多くが再びストリーミングサービスで配信されるようになりました。代表曲としてすぐに思い浮かぶような曲以外で、新しい世代にアンティック-珈琲店-の音楽性の幅広さを伝えるために選ぶとしたら、どの曲ですか?また、その曲にはバンドのどのような一面が表れていると思いますか?
「1/2」という曲があります。少しカントリー調で、とても個性的な曲です。僕たちの楽曲の中でも、こういうタイプの曲はあまりありません。
個人的には、あまり知られていない曲の中だと「Darling」がすごく好きです。とてもかわいらしくて、曲の雰囲気も大好きです。
僕は「巡り逢えた奇跡」です。アルバムに収録されている曲ですが、当時、ファンの皆さんと一緒に泣いた思い出があります。今日も実際に演奏するのですが、今でもきっと心を動かされると思います。いつでもファンの皆さんと一緒に泣ける曲です。
僕は「Daybreak」という曲の歌詞がとても好きです。今の自分にすごく響きますし、共感できる部分もあります。特に大人の方の心に響く曲だと思うので、ぜひ聴いてもらいたいです。
B7KLANのイベントには、長年アンティック-珈琲店-を応援してきたファンだけでなく、今回初めてバンドを知る人もいると思います。フェスティバルという限られた出演時間の中で、どちらの観客にもアンティック-珈琲店-らしさを伝えるために、欠かせない曲や瞬間は何だと思いますか?
なるほど……。やはり気持ちだと思います。曲というものは、バンドごとにそれぞれ違うものですよね。僕たちの曲も、ほかのバンドとは間違いなく違います。何と言えばいいのかな……。
ステージに込める気持ちですね。熱さでは、ほかのバンドに負けたくありません。その熱量で皆さんを引き込みたいです。
初めて海外でライブをした時、現地スタッフの方がずっと僕たちに「ポジティブパワー」と言っていたんです。
その時に、「なるほど、これが僕たちの強みなんだ」と思いました。今日も、そのポジティブパワーを見せられたらと思っています。
まずは自分自身が誰よりも楽しんで、その姿を見せることで、周りの人にも楽しんでもらいたいです。結局は、それに尽きると思います。
僕たちを知らない人が見ていたとしても、自分が楽しそうにしていれば、きっと「何か楽しそうなことをやっているな」と感じてもらえると思います。たくさんの人に「アンカフェ、楽しかった!」と言ってもらえるように頑張りたいです。
長い間アンティック-珈琲店-を待っていてくれた方にも、今日初めて僕たちを見る方にも、伝えたいことは同じです。最終的には、みんなで一緒に笑顔になって、幸せな気持ちになってもらいたいです。
ポジティブパワー!
振り付けやコール&レスポンス、観客と一緒に歌うことは、アンティック-珈琲店-のライブにおける大切な要素です。ヨーロッパのファンが今でも覚えているか、特に確かめるのを楽しみにしている曲や振り付け、やり取りはありますか?
先ほど話に出た「Cherry咲く勇気!!」には、みんなで「H、He、Li、Be、B、C、N、O、F、Ne」と、「水兵リーベ僕の船」を一緒に唱える部分があります。皆さんが今でもやってくれるのか、気になっていました。
でも先ほどDJエリアにいた時に、何曲か流したんです。実は今日演奏しない曲を3曲くらい選んだのですが、「すごい、みんなこの曲も一緒に歌えるんだ!全部歌えるんだ!」と思いました。
皆さんが歌詞をかなり覚えてくれていたので、今日演奏する曲をどのくらい覚えているのか、今からとても楽しみです。
最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
本当にたくさんの方が僕たちを待っていてくださったことに、心から感謝しています。日本とフランスは遠く離れていますが、皆さんが待ち続けてくれたからこそ、今回ここに来ることができました。
心からありがとうございます。
